こんにちはIKKAI(いっかい)です✧◝(⁰▿⁰)◜✧

#2 芸術を分りにくくしているもの(中級編)

中級

こんにちはいっかいです。

芸術について思いつくことを気軽に紹介してゆきます。

芸術って良く分らないものという印象が強いと思います。

確かに分りにくいのです。分らないものにお金や時間を費やすのは、ばかばかしいですよね。

そういう事にならない為に、努力なしで芸術を理解できるように

ブログを書いて行きたいと考えております。

なぜ芸術は分かりにくいか??

・今回は『何故芸術は分りにくいのか』を考えたいと思います。

この世の中には芸術を分りにくくしているものが多数存在します。

その為、初めて芸術の世界をのぞいた人にとって理解しにくい

物となっております。作品の良し悪しを知りたいのにそれを邪魔するものが存在するのです。

分りにくくしているものとは何かを出来る限り可能な範囲でご紹介します。

芸術のTV番組

これは、番組にもよります。全ての番組ではありません。しかし往々にして「芸術って何?」と考えている人々を混乱させます。

番組に出演している出演者は、芸術家を紹介するわけですが、まさか「今週紹介する作品はたいした事ありません。」とは言えないのです。

たいした事ない作品でも番組を30分ないし1時間もたせなくてはなりません。

その為、たいした事ない作品を30分ないし1時間褒め続けます。その結果何が起こるかというと

視聴者が何が良いのかさっぱり分らない。という結果が生まれます。

いかにもおしゃれな司会者が、いかにも賢そうな美術評論家と、たいしたことない作品をいかにも名作であるかのように語るのです。そこから生まれるのは混乱でしか有りません。

なので自分自身で良かったなーと感じないものは実際に良くないものである可能性があるのです。自分にとって必要な部分の情報だけを頭にインプットすると良いと思います。

美術雑誌

これも本によります。全てではありませんのでご注意下さい。しかし確実に芸術をわかりにくくしているもののひとつではあります。

良い作品や良い情報だけが載っているわけでは有りません。芸術を理解していないような人の作品がいっぱい載っているのです。なんと芸術の本なのに。これを置き換えると、料理を理解していない人が料理本を書いているような恐ろしい状態です。海外でめちゃくちゃな日本食が作られていると何これ????と腹立たしささへ覚えることがあると思います。芸術を理解しているものからするとこれのどこが芸術だ???となるのです。それを、『よく分らないもの』として誤魔化しているのです。下手すると全ページ見るところなしということさへあります。芸術を知りたくて本を買っているのに芸術のかけらも分らないということが実際にあるのです。

雑誌を買うときは、特集などで素晴らしい作品が掲載されていたり、好きな作家さんの作品が多く掲載されていたり、技法が細かく紹介されていたり、そういう得る物があるものを選ぶと良いと思います。

ヨガを知りたいのに何の知識もないおっさんがそれっぽくヨガを紹介していたら誰だって怒ると思います。しかし芸術では誰も怒らないのです。何故なら良くわからないからです。

新人作家

これも人によります。全ての人ではありませんのでご注意下さい。

芸術が良く分らないけど、美大の先生についていたら美術館に作品が出品できてしまったり、デパートやギャラリーで作品が販売されたりと芸術を理解できていないのに芸術家のふりをしなくてはいけなくなっている方です。

売るほうも中途半端な審美眼で中途半端な作品を褒めます。それは売りたいからです。

インタビューなんてされようものなら、何を言ってるかさっぱり分らない。『分らないものバリア』で自分を芸術家に仕立て上げるのです。それを見た人は?????それが芸術ってものかと負の連鎖が続きます。

美術評論家

これも人によります。全ての人ではありませんのでご注意下さい。

やたら専門用語連発さんです。絵を描いている画家でさへ首をかしげたくなるような専門用語を連発してくる人です。「私は美術詳しいんだ!」と言わんばかりに人を論破したがる、たちの悪い人です。そこまで熱弁するのならご自身で素晴らしい作品をお作りになったら良いのです。出来るわけありません。なぜなら芸術の本質を理解していないからです。それを専門用語という言葉の鎧でおおいかくしているにすぎません。

本当に素晴らしい美術評論家の見分け方は、良い作品を分りやすく紹介してくれる人です。また埋もれているような作家に光を当てたり、美術・芸術の窓口を広げてくれる人です。しかも、分らないものを分ろうと努力してくれる人です。

金を持っている人間しか相手にしないような人は何のためにその商売をやっているんでしょうね。まぁ商売ですからね。

売れるということ

作品が売れるということイコール芸術性が高いということではありません。

芸術性の低い作品でも、作品が売れまくればその人は芸術家として自分が正解者であるかごとく語ります。聞いてるほうはなんか納得できないまま、でも売れてるしなー、きっと自分には分らないだけで素晴らしい作品なんだろうと解釈します。意味不明な世界観を見せられ芸術がつまらないものとして解釈されて行きます。売れようが売れまいが自分は何を信じ、何を描きたいのか?自分が大切にしているものを見失わないようにして下さい。特に友達が売れて自分が売れないとあせるものです。そして売れている自慢をされると自分の絵が間違っているのではないか?などと考えてしまうのです。焦りが出てきて自分を見失ってしまうのです。そこは心を強く持ってその友達からは距離を置きましょう。我が道を行くのみです。

公募展

公募展は作品を作る人にとって良く働く場合と、悪く働く場合があると思います。

良い作品でも、その公募展の審査員の先生方の好みの作風でなければ落とされますし、

かと思えば、絵画教室の生徒さん的な素人ぽい絵が入選したりとまぁ基準なんてあってないようなものです。もし、懇親の力作が落選したとしても気にすることはありません。

理解できる人がそこにいなかっただけのことです。審査する側も大概は真剣ですが、芸術性の高い作品を1点ないし2点だけで何百枚もある応募作品の中から見つけ出すのは困難な作業です。大きい力作に目が行きがちになるからです。実は小品でも良いものは良いのです。

公募展自体が映える事を考える審査員は大作を選び勝ちです。

他にもまだ芸術を分りにくくしているものはあるかもしれません。

とりあえず思いつくものを書いて見ました。

今後、ブログで作品の良し悪しを分りやすくお伝えすることができたらいいなぁーと思います。

引き続き宜しくお願いいたします。

最後まで読んで下さいましてありがとうございます。

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