こんにちはIKKAI(いっかい)です✧◝(⁰▿⁰)◜✧

#26 絵を売ることについて(中級編)

こんにちはいっかいです。

いきなりですが絵を売るための手法をざっと説明します。

1.ブログやSNSでフォロアーを集めランディングページに誘導する

2.YouTubeなどでフォロアーを集めランディングページに誘導する

3.ランディングページからLINEやメルマガに登録してもらいリストをつくる

4.上記を相互にリンクさせ相乗効果を狙う

5.リストに対して宣伝をして行く

6.ファンになってもらいビデオスクールや作品を販売する

上記のことをネットで調べ追求すればそこそこ売れるでしょう。

またトークが得意な人はライブ配信をしながらワークショップ参加を募って参加費用を稼ぐなどできます。いずれも簡単ではないと思います。気合と根性でやるしかありません。

さらにNFTなど注目されていますが法律の規制がどこまであるのか現時点(2022・06)ではっきりしないことが多くリスキーであります。

画家にとって、絵が売れるということは素晴らしいことでしょうか?

ここから話が変わりますが、絵を描いて生活できる、それは画家にとって素晴らしいことでしょうか?

・絵とは関係なく、人生お金が全てだ!と考える人がいます。

・逆に、お金は大事だけどお金が全てではないと考える人がいます。

これは、どちらもそれぞれの人生経験の中からそう考えるようになったことで、どちらが正しいとか正しくないとか云うことではないと思います。

若いときに生活に困窮して仕事が無い時期を過ごした経験があるような人は誰よりもお金のありがたみを知っているでしょう。もし政治家ならば人を動かすのにお金がなによりも大事であることは当たり前のことでしょう。もし経営者であるなら利益を追求しない経営者がいたらそれはばかです。会社が潰れて家族や社員が路頭に迷います。

お金のありがたみも知っているし、困窮時期も過ごした経験を持っていたとしても逆のことを考える人もいます。例えば病気がちで、なんども死にそうな目にあったような人は実はお金はそこそこでよくて、自分の人生の中で何かしらの仕事をやり遂げたいという大義を持っている人にとっては、お金稼ぎに明け暮れている暇は無いのです。成功者になりたかったり、お金が欲しかったとしても、それよりも優先したいことがあればそれは個人の自由です。

◆私がお金が全てだと考えた場合に、絵に対してどう云う行動をするでしょう?

・絵そのものの質について、最上級のものをつくろうとはしなくなります。

なぜかと言えば、下手な絵でも売り方が上手ければ売れるし、売り方が下手なら上手い絵でも売れないからです。絵の質を向上させることより、売り方を向上させることに時間や頭を使うべきです。

・売れなきゃプロじゃないという言葉を知り合いに言われたことがあります。それは大正解でしょう。その場合のプロは例えば、一般の人から分りやすい写実で、美人画だったり、風水でご利益のある花の絵を描いたり、こころが落ち着く農村の絵だったり、売れるために芸術性のかけらもないような絵を描いて、それを仕事としてこなすことをさしています。

芸術は上手い下手を超えて画面の上に精神性をいかに表現するかの追求であったりするのですが、もし売ることが全てであるなら、精神性の追求などばからしくて何の価値もない幻想に過ぎないのです。顧客が何を欲しがっているのかを追求し、もしそれが描きたくもない絵だとしてもそれを仕事として描かなければ売り上げが上がらないのです。好きとか嫌いとか言っている場合ではありません。

・現代アートは(注:すべてではありません)ビジネスとして絵や彫刻を上手く利用していると思います。言い方を悪くすれば、芸術もどきの中身がすっからかんのものを、さも価値があるかのようにビジネスとして上手く売り上げているのです。人を集めることに明け暮れて、作品もインパクトや奇抜性、ファッション性を追求します。精神性の追求など幻想に過ぎないのです。お金が人生の全てであるのなら、芸術もどきを売り上げる事にたけている方々を尊敬するでしょう。そして人生の最後に「すべてウソ」と言って死ぬかもしれません。

お金がすべてであるなら、お金の無い人生は価値がないことになります。ゴッホが芸術に捧げた人生は無価値なのでしょうか?もっと言うならば、紛争地区で生まれ幼くして命を落としたような人の人生は価値がないのでしょうか?

こう言っておきながら、一方で絵でお金を稼ぐことは悪いことではないという考えを持っています。何の根拠があって、お金を稼ぐことが悪いと言えるでしょうか?絶対にそんなことは言えません。

お金が全てだ!と言う考えに対して私は、お金は大事だけどお金が全てではないと考えております。それはなぜか?

・芸術性のかけらも無いような絵を描いて満足できるほど、絵を描くレベルが低くないからです。

・中身がない絵をさも芸術としての価値が高いものだとかかげて売るなんて、気分よくないし、それに人生を費やす気になれないからです。そこに人生を費やしたいのならそれは個人の自由です。

◆成功があるとするなら

本当の成功があるはずです。それは、芸術性の高い絵を描いて、売れて、ちゃんと生活ができるということです。

何でお金を出す人たちは芸術性の低い絵にお金を出したがるのでしょう?全く持って謎です。こんなもの買っちゃった~と個性的であることをアピールをしたいのでしょうか?どうせなら本物を見極めて、それにお金を使ってくれたほうがかっこいいのですが・・・芸術がわかってる人からすればどうでもいいような作品に何億ものお金をつぎ込んで、あーあやっちゃったーとしか見えてないですが・・・・・

良い絵を描いて埋もれている人はいっぱいいます。何億円もどうでもいい作品に使うなら、下手すると数千円~数万円で買える絵から本物を発掘したほうがよっぽど価値があるのではないでしょうか。

初めの質問に戻ります。

画家にとって、絵が売れるということは素晴らしいことでしょうか?

絵を描いて生活できる、それは画家にとって素晴らしいことでしょうか?

答えは、はい!素晴らしいことです!でも、条件があります。

・芸術性を落とさないこと

・描きたいものを描くこと(中身のある芸術を提供すること)です。

それを曲げてしまったら、描きたくもない絵を必至に描いて、人生をそれに捧げることになります。せっかく描くなら本物を描きたいです。

◆最後まで読んでいただきありがとうございます。お疲れ様です。

宜しくお願いします。IKKAI(いっかい)でした(^v^)v

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